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生活科の学習は、子どもたちの生活から始まり、生活に返ってくる、とても身近なものです。
身の回りの自然現象や社会事象に関心をもって関わり、自分自身や人々との生活について、直接体験を通して自立への基礎を養っていきます。
そのため星美では、体験から生まれる素朴で純粋な感動、驚き、疑問、発見などの「気づきの質」を高めるとともに、さらによりよいものに工夫改善を図る活動を大切にしています。
主体的に学ぶ意欲をもたせるには、ひとりひとりが「もっと、もっと」と活動や体験に熱中できるカリキュラムが必要です。
星美では、見て、触れて、育てる(心をそそぐ)自然体験と、人との関わりや調べて学ぶ社会体験の2つの体験を重視しています。
この豊かな体験を通して、さらによりよいものに工夫改善を図り、主体的に学び、表現できる子どもの育成を目指しています。
授業の一環として校内に開設される「子ども郵便局」では、子ども郵便局の一員として役割や行動について学習します。
また、2年生が企画する「秋まつり集会」では、下級生を招くために、運営していく中で出た課題に対して、話し合い、協力して解決し、より良い運営方法に創り替えていきます。
秋まつり集会のお店や、レーシングカーなどをつくってあそぶ活動を実践しています。
これらの授業では、作り上げたものをさらによりよくするために、工夫する活動を重視しています。
人との関わりの中で学ぶ際、星美ではゲストティーチャーとして保護者および地域の方に講師をお願いしています。お年寄りの方から昔の遊びを学んだり、地域商店街の方からお店のことについてお話を伺ったりします。
この他にも、多くの方の温かいご協力により、豊かな学習環境が保たれています。
総合学習の一環として目の不自由な方の立場を理解するためにアイマスク体験をしたり、実際に障がいをもった方にお話していただいたりして、福祉に対する理解を深めています。
この体験を通して、相手の立場になって考え、協力する心を養います。